包茎手術というと、切ることばかりに意識が向きがちですが、実は仕上がりを大きく左右するのが縫合(ほうごう)=縫う糸です。
どんな糸を使うかによって、傷跡・回復・抜糸の有無まで変わります。
今回は包茎手術で使われる糸について分かりやすく解説します。
① 大きく分けて「溶ける糸」と「溶けない糸」
包茎手術で使われる糸は、大きく2種類に分かれます。
●吸収糸(溶ける糸)
体内で自然に分解される糸
●非吸収糸(溶けない糸)
後日、抜糸が必要な糸
現在は多くのクリニックで**溶ける糸(吸収糸)**が主流になっています。
② 溶ける糸(吸収糸)とは
現在の包茎手術で最も一般的に使われているのが吸収糸です。
代表的な素材
・ポリグリコール酸(PGA)
・ポリジオキサノン(PDS)
・ポリグラクチン(Vicryl)
これらは医療現場で広く使われている安全性の高い素材です。
吸収糸の特徴
・1〜3か月で体に吸収される
・抜糸が不要
・通院回数が減る
・痛みやストレスが少ない
そのため最近の広告でよく見る
「抜糸不要」
は、この吸収糸を意味しています。
③ 溶けない糸(非吸収糸)とは
一部のクリニックでは非吸収糸を使うこともあります。
代表例
・ナイロン糸
・ポリプロピレン糸
非吸収糸の特徴
・強度が高い
・傷がきれいに治りやすい場合がある
・術後1〜2週間で抜糸が必要
昔はこの方法が主流でした。
現在でも
「仕上がり重視」
「細かい縫合」
を行う場合に選ばれることがあります。
④ 実は「糸の種類」より大事なもの
ここが重要です。
包茎手術では
糸の種類以上に大事なのは縫い方と医師の技術です。
同じ糸でも
・縫う間隔
・縫い方(連続縫合・結節縫合)
・締め具合
・皮膚の処理
によって、仕上がりは大きく変わります。
つまり
「高級な糸=綺麗な仕上がり」
ではありません。
技術 > 糸
これは覚えておきたいポイントです。
⑤ 糸によって傷跡は変わる?
読者が最も気になる部分ですね。
一般的な傾向として
吸収糸
→ 手軽・通院不要・やや跡が残りやすいことも
非吸収糸
→ 手間あり・抜糸必要・仕上がりが綺麗になりやすい場合も
ただし個人差が大きく、体質や医師の技術の影響の方が大きいです。
まとめ
―「抜糸不要」だけで選ばない―
包茎手術で使われる糸は主に
・溶ける糸(吸収糸)
・溶けない糸(非吸収糸)
の2種類です。
現在は吸収糸が主流ですが、
本当に大切なのは
・医師の技術
・縫合方法
・クリニック選び
です。
糸の種類だけで判断するのではなく、
手術全体の質を見ることが大切なのです。

